FX市場は地球とともに24時間動き続ける

 

sdjsui89 株式市場では取引できる時間帯は限られていますが、為替相場の場合はシドニーから始まって、東京、ロンドン、ニューヨークと地球をぐるりと巡っていくため、1日中かならず世界のどこかで活発な取引が行われています。そのため、トレーダーはいつでも好きな時間にトレードに参加することが可能となるのです。

たとえば、シドニー市場でもっとも取引が行われる時間帯は、日本時間でいうとだいたい午前5時から午前9時ごろの間となっています。あまり流動性は高くありませんが、大企業や金融機関のポジション整理をきっかけとして大きな変動を見せることもあります。

次の東京市場がもっとも活発となる時間帯は、午前9時~午後4時ごろの間です。ここではあまり激しい変動はなく、レンジでの往復を見せることがほとんどです。ただし金融政策に関する言及などがあれば、クロス円が大きな変動を見せることも珍しくありません。

午後4時から活発になるロンドン市場は、トレードのメインにするべき時間帯といえるでしょう。世界で2番目の流通量を誇るユーロは、ドルとのペアを中心に大きな変動を見せます。クロス円に関しても、この時間帯から東京時間よりさらに活発な動きが始まります。

そして、トレードの参加者がもっとも多数となり、1日のうちでもっとも相場の変動が激しくなるのが、午後9時からのニューヨーク市場の時間帯です。中でも経済指標がよく発表される午後10時30分、サマータイムでいえば午後9時半は、トレーダーにとって目が離せないタイミングといえるでしょう。


経済指標発表にひそむチャンスとリスク

1日中、世界中のどこかで活発な取引の行われる為替市場ですが、特に重要なタイミングが経済指標の発表です。この内容次第では市場の空気に大きな影響を与え、一気に上下のトレンドが変わってしまうこともよくあります。そのため経済指標に関しては、その時間や内容、そしてそれに対する相場のリアクションなどをあらかじめ想定した上で、対応する必要があります。

経済指標発表後の変化に上手く対応できれば、あっというまに大きな利益を得ることも不可能ではありません。ただ、市場はけっして経済指標の内容からそのままイメージできるような動きばかりを見せるわけではない、ということに気をつけなければいけません。時にはフェイクのような動きを見せることさえあるので、慎重な見極めが重要です。

さらに注意する点としては、大量の注文がなされることにより、スプレッドが大きく広がったり、スリッページの危険性が高まる、という事態も起こる点です。平常時からは考えられない想定外のトラブルが生じやすいので、まだあまりトレード慣れないうちはあえて突っ込む必要はないかもしれません。